【SAP】ログオン毎に同時起動可能な画面数を制御する方法【BASIS】

SAP

概要

 SAP GUIでSAPシステムにログオンした後、複数の画面を開いて作業することができます。
画面を多く開くことができれば利用者は便利ですが、システム負荷(ダイアログ負荷)が高くなる可能性もあります。
BASIS担当者としては、状況に応じて同時起動可能な画面数を制御する必要があります。

尚、解説ではトライアル版のSAPを使用しています。詳細は下記を参照してください。
SAP NetWeaver AS ABAP トライアル版構築

手順

 同時起動可能な画面数を制御するパラメータは「rdisp/max_alt_modes」です。
パラメータ値に、同時起動可能な画面数の上限値を設定します。
尚、動的なパラメータなので、SAPシステム起動中でも変更できます。

 「rdisp/max_alt_modes」に設定可能な値には上限があります。
SAPのバージョンに依存するため、技術情報(上画面で「Display Documentation」ボタンクリック)

 「rdisp/max_alt_modes」に設定した値以上に画面を起動しようとすると、下記の警告メッセージが表示され、新規画面は起動しません。

以上

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